1.1 13億年-20万年前 人間の歴史の地平線

このエントリーをはてなブックマークに追加
                    創造神話
              13,000,000,000-2000000年前


なぜ、この単元か?
私たちは皆、始まりを理解する必要があります。様々な人種・民族的背景や宗教を持った人々は、特に始まりの理解に根ざしています。個人や団体が世界の起源を知覚する知覚する様々な方法を理解することなく、世界の歴史を理解することはできません。この単元は、人々にとって、なぜ始まりを理解することがとても重要なのかを生徒に考えさせます。生徒は様々な創造神話を検証、比較、対比します。生徒は、進化論を含む様々な創造神話の妥当性を判断するために使用される、現代の科学的プロセスと手順のいくつかを検討します。最後に、神話や科学理論の考察に基づいて、生徒は何かを「知る」ことは何を意味するのか、また周囲の世界を理解する上での理論の役割を検討します。本単元で検討されている内容は、それに続く世界史コース全体の基礎となります。

単元目標

この単元を修了すると、生徒は次のことができるようになる。

1、なぜ人々は、自分たちと世界の始まりの両方を理解する本質的な必要性を持っているのか説明する

2、様々な特徴の創造神話を比較、対比させ、これらの神話は異なった背景を持つ人々の、世界の起源について知るという必要性をどのように満たしているか分析する。

3、ビッグバン理論に照らして、宇宙の様々な構成要素が誕生する順序を記述する

4、人々は絶対知よりも、理論を通して世界を理解することが多く、理論は特定の時間に人々が利用できる最良の知識に基づいているという考えを分析する。

時間と教材


3回の授業(各
40分)

マーカーやクレヨン

無地の紙

著者
 アンドリュー・パスはカリキュラム開発と学校改善に特化した、無所属の教育コンサルタント。彼はミシガン州立大学のカリキュラム、教育、教育政策の博士課程を修了。彼は学校改善に関する学位論文を書いた。彼はコロンビア大学の政治科学とアメリカのユダヤ教神学校のタルムードとラビの学士を有している。

歴史的文脈
 宇宙はおよそ13,000,000,000年前に突然現れたと近代科学は理論化しています。人間はもう12,999,750,000年もの間、舞台に現れなかったので、世界の起源に関する直接の説明はありません。これらの起源は依然として謎です。しかし、この期間は人間が実在する舞台装置となりました。これら13,000,000,000年の間に、地球は今日分かっているよう、人類が発展、成長を可能にする惑星に発展しました。現代の科学者たちは、地球の発展を可能にするプロセスを後半に調査しました。私たちの目的にとって、地球を形成する実際のプロセスは、これらのプロセスが人間によって知覚された方法ほど重要ではありません。

 人々は私たちの世界がどのようになったのかを完全な確信を持って知ることはできませんが、この問いを熟考するのを止めることは決してありません。始まりは基本的に重要であり、始まりを理解したいという欲望は基本的に人間らしいことです。人々は世界の始まりについて知りたいだけでなく、彼らはまた、自分自身の始まり、すなわち乳児期や幼少期について知りたいのです。確かに、歴史家は、現在の状況にどのように到達したのかを理解するために、私たちがどこから始めたのかを知ることが重要であると主張しています。人々は世界がどのように始まったのかを知ることはできませんが、それらの説明ができなくなってしまったということではありません

 人間の存在の非常に簡素な歴史を通して、人々は世界の始まりを理解しようとして、創造神話を開発しました。個々の神話はお互いに類似点と相違点がありますが、全ての創造神話が世界の始まりを説明しようとしています。個人やコミュニティは、何か起こったことの正当な説明として神話を受け入れることがよくあります。彼らは、神話には世界が生じる方法についての有効な説明が含まれていると信じているので、創造神話を受け入れます。時が経つと、信憑性が失われる神話もありますが、それを正当なものとして受け入れる支持者を継続して維持する神話もあります。例えば、歴史家のデイビッド・クリスチャンは、進化論を現代の創造神話と読んでいます。この神話や科学モデルの教養は、思慮深い個人が、世界の始まりの調査にある種の「科学的に許容される」プロセスと手順を適用することを要求しています。進化論を現代の創造神話であるとするクリスチャンは、進化論が間違っているということ意味していません。むしろ、進化論は、現代人が今日我々が知っている世界がどのように形成されたかを説明するものとして一般的に受け入れる理論であると主張する。

 現代の歴史家は、異なる社会を代表する人々が世界の起源を知覚する方法を考慮します。彼らは人間が生活のいたるところで、起源を説明する神話を開発していたことを認識しています。これらの神話は世界の起源を正確に説明していないかもしれませんが、これらの神話を構想した人々、社会、文明の生活様式に関する重要な情報を明らかにします。

 創造神話は典型的には個人、特に作者を創造の中心に置きます。簡単に言えば、これらの神話のモチーフはしばしば、宇宙の創造により、特に作者と、より一般的には、彼らが住んでいた社会が存在するようになったと仮定します。これらの神話は、通常、宇宙の歴史の大部分が、そこに存在する人間なしで展開しているという考えを考慮していません。

 アメリカの高校で教えられている多くの世界史コースは、このコースが始まる12億年以上後から始まります、宇宙の起源から始まるのではなく、これらのコースは古代、つまり人々が狩猟採集で生き残った歴史上の時期から始まります。このように、ほとんどの歴史は、人々が宇宙で中心的役割を果たしている感覚に信用を与えている。一方、このコースは宇宙の起源で始まります。なぜなら、これは私たちが知っているように、これが時の始まりを表すからです。この出発点は、人間が地球に住んでいた短い時間と、地球が宇宙の領域で占めているわずかな空間を理解することなく、宇宙における人間の役割を本当に理解することができないという考えを支持する。

See David Christian, “World History in Context,” Journal of World History 14Dec.2003:437-458.




               レッスン1 創造神話

1、2人以上のグループで、生徒に「神話」「寓話」「科学的」という言葉を定義するために使用可能な辞書を使うように依頼します。生徒がこれらの用語を定義し終えたら、授業を再開します。生徒たちがこれら3つの用語の意味を考える議論に導きます。寓話と神話の両方が重要なアイデアを教えているが、寓話は一般的に誤謬として受け入れられることを生徒が理解できるように支援しなさい。一方、神話は基本的に、あるグループの人々が、それらを寓話だとみなすことがあるにもかかわらず、いずれかの時点で何らかのグループの人々によって、何らかの正しい描写だと受け入れられています。例えば、創世記の最初の2章を寓話だと見なす人もいますが、それを期限の科学的説明として受け入れている人もいます。生徒に、神話と科学的なものの違いを考えるよう促します。生徒が「神話」と「科学的」の違いを理解するのを助けるために、「科学的」は知的感覚を通して観測する必要があるが、神話は確かな根拠でなく確信なので、人々が第一に受け入れるアイデアです。生徒に「科学的な物語」という用語が何を意味すると思うか質問します。経験的観測に基づく物語は、「科学的物語」と呼ばれることがあります。課題として、科学的知識はこれまで神話になりえたと思うか生徒に尋ねます。

2、生徒を2、3人のグループにし、「西アフリカのヨルバ人からの創造神話」というワークシート読んでもらいます。それらのグループで、この伝統的な創造神話の要約に質問に答えなければなりません。生徒がこれらの質問に答えた後、授業を再開します。西アフリカのナイジェリアには約2,800万人のヨルバ語を話す人々が住んでいると伝えてください。今日のヨルバ人のほとんどはキリスト教徒とイスラム教徒ですが、この神話は古代の歴史に由来しています。

3、生徒はグループに戻ってもらい、「バビロニア創造神話」と題されたワークシートを読んでもらいます。生徒は、この抜粋に続く質問に答えなければいけません。次に、授業を再開し、生徒に彼らの意見を共有させます。伝統的なバビロニア神話は創造過程を正確に描写していると思うか生徒に尋ねます。生徒たちは、これらの神話に正確な描写が含まれていないことにおそらく同意するでしょう。生徒に、なぜこれらの物語は、ある時点で世界の創造を正確に描写したものとして受け入れられたと思うか理由を尋ねます。それらの意見を支持するように促します。この議論内で、ヨルバ人の創造神話は地球に人が居住していく道筋を説明しているがバビロニアの創造神話は、その説明をバビロニアに限定していることを指摘します。

4、生徒にグループに戻って、「創世記に描かれた創造の物語」と題されたワークシートを読んでもらいます。生徒は、この抜粋に続く質問に答えなければいけません。授業を再開し、生徒に答えを共有させます。このテキストの考えが真実であることを証明できるかどうか尋ねます。このテキストの考えが誤りであることを証明できるかどうか尋ねます。生徒に自分の意見を支持するよう促します。

5、生徒に次のような命題を提示してください。「愚かな人々のみが創造に関する神話を開発するだろう。」その命題を黒板に書くのが良いでしょう。この命題に賛同する生徒は教室の一方のサイドに行くように指示します。この命題に反対する生徒は、教室の反対側に行かなければなりません。生徒が教室の選んだサイドに行ったら、討論を続けようとしていることを告げます。各グループに、彼らの見解を共有する議論を展開するように依頼します。生徒がこれらの議論を展開し終わったら、クラスを再集合させます。そして、各グループに彼らが行った議論をクラスにプレゼンテーションするように勧めます。両方のグループがそれぞれの主張を示したら、追加の質問をすることによって、互いに挑戦するように生徒を促します。この議論の中で、生徒は、古代の人々がその時に持っていた知識をうまく使って創造神話を発達させてという考えを実証するでしょう。彼らが住んでいた時間と場所の両方が彼らの知識を制約した。生徒がこれらのアイデアを自分たちであげない場合は、議論をファシリテートすることによって、これらの考えを導いてください(注:いずれかのグループが1つの議論を展開するのに大きすぎる場合は、グループを2つのグループに分割するように依頼します。その後、各グループは自分たちの議論を展開すべきである。教室の片方にいく生徒がいない場合には、良き批判的思考スキルを持った少数の生徒に、それに同意しなくても、そちらのサイドの議論を展開するように要求しなさい。

6、生徒たちに、これらの創造神話の著者が必ず、歴史的真実を信じていると思うか質問します。著者はこれらの神話が象徴的に解釈されることを意図したかもしれないという事実を、生徒が検討するように促します。創造神話が基本的には、世界の始まりを1つ以上の神に帰する理由を熟考するよう生徒に依頼します。古代の人々は、世界を創造することができなかったことに気付きました。それゆえ、彼らは自分自身より優れた力がそれを創造したに違いないと決めました。同時に、人々は自分自身を創造の中心と見ていたのかもしれません。なぜなら、彼らは自らの見方で世界を知ったからかもしれません。彼らは自分の知識と推論のスキルに基づいて理論を形成しました。言い換えれば、これらの著者は、宇宙がどのように存在するのかを知ることができなかったことを認識したかもしれません。しかし、彼らはどうしてもそれについて説明したかったのです。したがって、彼らはこれらの神話を発展させました。 

 神話に歴史的な正確さがない場合でも、これらの神話から学ぶことのできる教訓を生徒に考察させるように促します。 詩が象徴的な言葉を使うことが多いように、創造神話も同様であることを指摘しなさい。例えば、生徒用ハンドアウト1.2のバビロニア人の創造神話の最後の行は、「マルドゥクはバビロンを自分の住居に設立しました」と言っています。生徒に、古代バビロニア人が真にマルドゥクが隣人の一人だと信じていると思っているかどうかを質問します。 マルドゥクが実際にバビロンに住んでいたという意味ではないとすれば、この文が意味するものを考えさせるように促しなさい。生徒は、著者が宇宙で人々が保持していた中心的な位置を信じていたことを認識すべきである。神話の作家が文字通りに解釈されることを意図しないアイデアを書いていると思う理由を生徒に質問します。これらの作家は、非常に難しいアイデアを説明するために最もよく知られている言語を使用していた可能性があることを理解してください。著者は、人々が宇宙で中心的な位置にいたことを信じていたことを認識すべきである。神話の作家が文字通りに解釈されることを意図しないアイデアを書いている理由を生徒に質問します。こうした作家は、非常に難しいアイデアを説明する際に最も馴染みのある言語を使用していた可能性があることを生徒が理解するように支援しなさい。例えば、著者は、神が人間の形をしていると信じていなくても、人間の形を帰さずに神を表現する方法を知らなかった。その結果、彼らは人間の姿を象徴的な方法で神に帰させました。生徒たちは、実際に創造神話の歴史的正確さを受け入れている人がいることを理解しなければならない。こうした人々は創造神話の象徴的なメッセージを認識しませんでした。彼らは神話に含まれるアイデアは文字通り受け入れるべきだと考えました。

7、次に、もし、これらの創造神話のいずれかの作者と話すことができたら、彼らに尋ねる質問について考えられるかどうか生徒に尋ねます。(例えば、「あなたは本当にこのことを信じていますか?」)おそらく、1人以上の生徒が様々な神話で議論された神の起源について尋ねるだろう。 この質問をする生徒がいない場合は、彼らに質問を提起しなさい。 これらの創造神話は、世界がどのようになっているのかを説明しているが、神がどのようになって生まれたのかを説明しない。宗教的神話を受け入れる人々が、1つまたは複数の神が常に存在していると信じているかもしれないので、神の起源を考慮する必要ないことを生徒が理解できるようにしなさい。 しかし、非宗教的な人々は、この起源の問題を問題と捉え、おそらく良い答えが存在しないと考えていることがある。


レッスン1
生徒用ハンドアウト1.1

          西アフリカのヨルバ人による創造神話

 創造する前に、地球は巨大な水の塊でした。 最高の神であり、空の神であるオロルン(Olodumare)は、彼がいるところに副神であるオバタラ(Obatala)を召喚しました。 彼は、「広大な土地」を作ることによって、創造を始めるよう命じました。乾燥した土壌にブドウが付着した状態で、オバタラは水の塊の上に落ち、作業を始めました。彼はブドウと土を水の表面に落とし、鶏と鳩の助けを借りてブドウを据えつけ、土を撒き散らしました。表面の一部が土で覆われたとき、オバタラは地球を創造する作業が成功したことをオロルンに熱心に報告した。

 オロルンはその後、オバタラに、Ifeと呼ばれる土地に戻って人間を創造するよう命じました。 オバタラは人間を粘土から作り始めましたが、彼は仕事を台無しにしました。 オロルンは彼を見損ない、オドゥドゥワ(Oduduwa)という別のものを派遣し、作業を正確に終わらせました。 オドゥドゥワはうまくいった。 彼はIfeで人間の最初のコミュニティを作り、リーダーになった。 その後、彼は他の地域で王国を築くために、彼の子孫のうち何人かを送った。 そして、そのようにして、世界に人口が増えました。

要約と問い
1、あなた自身の言葉で上記の神話を要約しなさい

2、この神話から、古代ヨルバ人の創造について考える方法について、何を学ぶことができますか?

3、なぜ、古代ヨルバ人は、この方法で思考したと思いますか?






レッスン1
生徒用ハンドアウト1.2

           バビロニア創造神話(エヌマ・エリシュ)


 宇宙が作られる前に、神々は内戦を行っていた。 アヌンナキ(Anunnaki)と呼ばれる神の一群は、他の神々を打ち負かすことを決めた。 彼らは、非常に若い神、マルドク(Marduk)を彼らのリーダーに選んだ。 自ら武装したのちに、マルドクは怪物の女神であるティアマト(Tiamat)に挑戦し始めた。 マルドクはティアマトを殺した後、彼女を半分に切り裂いた。 彼は彼女の上半身を使って空を形成し、下半分は地球を形成した。 ティアマトが死亡した後、彼女と共謀した人々は奴隷化され、アヌンナキの神々のために働かなくてはならなかった。しかし、時間が過ぎた後、マルドクはティアマトの夫であるキングー(Kingu)をも破壊した。 キングーの血から、マルドクは人類を創造した。 マルドクはバビロンを自分の居住地として設立した。

バビロニア神話である、エヌマ・エリシュのテキスト

http://www.ancienttexts.org/library/mesopotamian/enuma.html

要約と問い
1、あなた自身の言葉で上記の神話を要約しなさい。

2、古代バビロニア人がこの創造神話から神について考えた方法について、私たちは何を学ぶことができますか?

3、古代バビロニア人がこの創造神話から自分たちを考えた方法について、私たちは何を学ぶことができますか?

4、古代バビロニア人はなぜこのように考えたと思いますか?

5、これらの物語を語った人たちは、一部を象徴的なものとみなし、その他を文字通り真実のものとみなしたと思いますか? どの部分を象徴的と思ったと思いますか?




レッスン1
生徒用ハンドアウト1.3

                創世記 第1章


[1]  はじめに、神は天と地を創造された。

[2]  さて、地は形がなく、漠然としていて、闇が水の深みの表にあった。

[3]  それから、神は言われた、「光が生じるように。」すると光があるようになった。

[4]  そののち神は光を良いとご覧になった。そして神は光と闇との区分を設けられた。

[5]  そして神は光を昼と呼ぶことにし、闇のほうを夜と呼ばれた。こうして夕となり、朝となった。1日目である。

[6]  次いで神は言われた、「水の間に大空が生じ、水と水の間に区分ができるように」

[7]  そうして神は大空を造り、大空の下に来る水と大空の上方に来る水とを区分してゆかれた。そしてそのようになった。

[8]  そして神は大空を天と呼ぶことにされた。こうして夕となり、朝となった。2日目である。

[9]  神はまた言われた、「天の下の水は一つ所に集まり、乾いた地が現れよ」。そして、そのようになった。  

10]神はその乾いた地を陸と名付け、水の集まった所を海と名付けられた。神は見て、良しとされた

11]神はまた言われた、「地と青草と、種をもつ草と、種類に従って種のある実を結ぶ果樹とを地の上にはえさせよ」。そして、そのようになった。

12]地は青草と、種類にしたがって種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ木とを生えさせた。神は見て、良しとされた。

13]夕となり、また朝となった。第3日である。

14]神はまた言われた、天の大空に光があってと夜とを分け、しるしのため、季節のため、日のため、年のためになり、

15天の大空にあって地を照らす光となれ。そのようになった。 

16神は二つの大きな光を造り、大きい光にをつかさどらせ、小さい光に夜をつかさどらせ、また星を造られた。 

17神はこれらを天の大空に置いて地を照らさせ、

18と夜とをつかさどらせ、光と闇とを分けさせられた。神は見て、良しとされた。 

19夕となり、また朝となった。第四日である。

20神はまた言われた、水は生き物の群れでち、鳥は地の上、天の大空を飛べ

21神は海の大いなると、水に群がるすべての動く生き物とを、種類にしたがって創造し、また翼のあるすべての鳥を、種類にしたがって創造された。神は見て、良しとされた。 

22神はこれらを祝福して言われた、生めよ、ふえよ、海の水にちよ、また鳥は地にふえよ 

23夕となり、また朝となった。第五日である。

24神はまた言われた、地は生き物を種類にしたがっていだせ。家畜と、這うものと、地のとを種類にしたがっていだせ。そのようになった。

25神は地のを種類にしたがい、家畜を種類にしたがい、また地に這うすべての物を種類にしたがって造られた。神は見て、良しとされた。

26神はまた言われた、われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべてのと、地のすべての這うものとを治めさせよう

27神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。

28神は彼らを祝福して言われた、生めよ、ふえよ、地にちよ、地をわせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ 

29神はまた言われた、わたしは全地のおもてにある種をもつすべての草と、種のある実を結ぶすべての木とをあなたがたに与える。これはあなたがたの食物となるであろう。 

30また地のすべての、空のすべての鳥、地を這うすべてのもの、すなわち命あるものには、食物としてすべての青草を与える。そのようになった。

31神が造ったすべての物を見られたところ、それは、はなはだ良かった。夕となり、また朝となった。第六日である。



問い
1、聖書のこの章では創造における神の役割をどのように描いていますか?

2、聖書のこの章では世界における人々の役割をどのように描いていますか?

3、聖書のこの章で、創造について説明している5つの細目に関するリストを作成しなさ





         レッスン2 世界の起源に関する今日的視点

1、生徒に人生の始まりに関する3つの文章を書き留めさせる。 生徒がこれらの文章を書いた後、2人または3人の他の生徒と作業を共有させます。 次に、クラスを再開し、彼らが書いた情報が重要であるかどうかを尋ね、 彼らの意見を支持するように奨励しなさい。

2、今度は生徒に生徒用ハンドアウト2.1を読むよう指示しなさい。 これは、「この大時代区分と3つの本質的な質問」から選択したものであり、World History For Us Allの大時代区分1(http://worldhistoryforusall.sdsu.edu/dev/eras/era1.htm)の紹介文である。 生徒にこのエッセイに記載されている情報を使って、宇宙が形成され生命が地球に出現したときに起こったプロセスを図式化するように指示しなさい。そして、他の生徒と図式を共有するように指示しなさい。

3、生徒を3つまたは4つのグループに分け、次の質問に答えるよう指示しなさい。「宇宙の始めに何が起こったのかを人々が理解しようとするべきだと思いますか。 なぜですか、またはなぜそうではないですか」生徒がグループでこの質問について話し合った後、クラスを再開します。各グループの代表者に、グループ全体の討議について報告するよう指示しなさい。生徒が世界史の授業で宇宙の始まりを考えることが、なぜ重要なのかを考える議論をファシリテートしなさい。

4、生徒に「13年に圧縮された宇宙の年表」と題したワークシートを見直し、この図から学ぶことを3つ書き留めるよう指示しなさい。 生徒がリストを書いた後、他の生徒と共有するように指示します。生徒がリストを共有した後、クラスを再集合させます。生徒に、この図から学んだ最も重要な考え方を説明するよう指示します。

5、ビッグバン理論は、宇宙の起源を説明するために利用可能な最先端の科学的知識に基づいているが、学生は知識がまだ存在しないことを認識すべきである。 確かに、新しい知識が利用可能になると、古い知識に基づいて構築された理論は時代遅れになる。科学的知識の本質的な不安定性を生徒が理解するのを助けるために、明日、宇宙の星と惑星は常に存在しているが、1300万年前に核反応が起こって新しい始まりの錯覚を作り出したという新聞記事を読んだら、どうなるか想像するよう生徒に指示しなさい。生徒たちに、世界の起源についてすでに知っていることの代わりにこの情報を受け入れるかどうかを尋ねなさい。 生徒が自らの意見を慎重に支持するように奨励しなさい。新しい知識が得られるにつれて、世界の起源についての現在の理解が変わるかもしれないと考える学生の議論をリードしなさい。学生は新しい知識を開発するにつれて理論が変わっても、以前に発見された知見が知識の進歩に伴って必ずしも破棄されるわけではないことを認識すべきである。代わりに、科学者は時にはこれらの知見を新しい知識に合わせて改良する。例えば、ここに提示された仮説のシナリオでさえ、1300万年前に何かが起こり、宇宙の始まりの錯覚を作り出した核反応である。仮説的な新しい知識は、錯覚を錯覚として識別している。 この錯覚はこれまで知られていなかった。今日のレッスン1で学んだ古代バビロニアの神話が今日私たちにとって原始的であるように、未来の人々は、宇宙の起源を科学的に理解することが原始的であると見るかもしれない。 この事実にもかかわらず、私たちは人間として、私たちがどこから来たのかを挑戦し、理解する基本的な必要性を持っているため、宇宙の起源を熟考し続けていることを強調しなさい。






レッスン2
生徒用ハンドアウト2.1

                   宇宙の形成


宇宙
 現代科学は、宇宙が約130億年前に作られたことを示唆している。 その瞬間より前には、何が存在したのか?現在、私たちはその質問に答える術がない。多くの天文学者は、宇宙が創造される以前は、時間も空間も存在しなかったので、この質問は無意味だと言う。何もなかった。たとえそうであっても、少なくとも何かの可能性があったに違いない。なぜなら、この「無」において、一種の爆発が起こったからである。その爆発の2分の1秒以内に何かが存在した。 初期の宇宙は小さくて非常に暑く、太陽の内部よりもはるかに暑いエネルギーと物資の焼けるような雲であった。 1兆分の1秒の間、宇宙は光の速度よりも速く膨張し、銀河全体よりも大きかった。 その後、拡大は現在まで続いているが、拡大率は低下し始めた。

 宇宙は拡大するにつれて、冷たくなった。 30万年後、プロトンと電子が結合して水素とヘリウムの原子を形成するほどに冷たくなった。 これらはすべての中で最も単純な原子である。約10億年後、水素とヘリウムの巨大な雲が崩壊し始めた。巨大な雲同様に、それらの中心は徐々に熱くなっていった。 それらが十分に熱くなったとき、水素原子は膨大な水素爆弾のように激しく融合し始めた。 このようにして、最初の星が点灯した。数十億個の星が現れ、私たちが「銀河」と呼ぶ何百億というクラスターに集まった。星では、新しい化学元素が作られ、星が誕生したり消滅したりするときに、新しい物質やより複雑な物質を作るために必要なエネルギーと原料が生成された。

私たちの銀河
 私たちの注目は今、宇宙の非常に小さな部分に変わる。私たちの太陽とそれを囲む惑星は、約45億年前につくられたので、宇宙の年齢の約3分の1 である。それらは銀河系の中心から約3分の2のところに作られ、私たちは「天の川(Milky Way)」と呼んでいる。 澄んだ夜に天を見上げると、天の川は星を流れる淡いクリーミーな道のように見える。

 私たちの太陽は星であり、他の星と同じように、巨大な雲やガスの崩壊によって形成された。 この物質のほとんど太陽を構成するようになったが、残がいが様々な距離で太陽を周回した。 時間の経過とともに、軌道する物体は、重力や激しい衝突によって、最終的に惑星を形成する物質の塊に集められた。このようにして、私たちの地球が形成された。最初は非常に暑く、その中の重金属は溶けて、地球の中心に沈んで核を形成した。より軽い材料が表面に浮上し、ガスが泡立ち、最古の大気を形成した。


地球
 初期の地球は激しい環境で、小惑星が衝突し、内部からの熱で湧き立っていた。もし、 あなたがその表面を訪れたなら、火山でいっぱいの景色を見たでしょう。 しかし、その大気には酸素が含まれていないため、呼吸ができないだろう。ゆっくりと時間をかけて、小惑星の衝突の数は減少し、表面は冷却され、約40億年前に、大気中の水蒸気が凝縮して最初の海を形成した。 最終的に、地球の表面は固まって凝固し、溶融した熱い物質の上に浮遊した多数の薄いプレートを形成する。 これらのプレートはゆっくりと表面を移動し、衝突したところで巨大な山脈を形成した。 それらが離れたところでは、地球の表面に巨大な涙を作り出された。アフリカのリフトバレーでは、これらの涙の1つを見ることができる。 これらの巨大な谷のいくつかは最終的に新しい海を形成することで埋められた。 地質学者には「プレートテクトニクス」として知られているこのプロセスは、地球の表面が絶えず変化していることを意味している。 地球の表面が変化したので、地表の景色と天気のパターンが変化した。

初期の生活形態
 生命は絶え間なく変化するこの環境で進化した。 最初の生物はおそらく海の中で深く進化した。 海底の火山噴出口の周辺には、火山からの熱を受けて絶え間なく変化する反応に携わる複雑な化学物質がある。 これらの反応は複雑な化学物質の形成をもたらし、最終的に最初の生物を作り出した。生命は地球上でのみ進化したのか?現在のところ、確かなことはわからない。しかし、地球と同じような惑星が出現した場合、生命が何度か進化する可能性はある。

 最古の生物は、今日のほとんどの生体同様、単一の細胞で構成されていました。 最古の生体はおそらく深海の火山からしみ出た化学物質を摂食した。 それらの化石は今日特定されており、これらのうち最古のものは約35億年前とされている。 すべての生物と同様、初期の単細胞生物も進化の法則の支配下にあった。 微生物のわずかな変化は、世代から世代に伝わった。 特定の環境で栄えた生物は最も反映し、多くの子孫を残した。このようにして、代々、種の平均的な特徴が徐々に変化し、多様になり、最終的に、全く新しい種が形成された。そして、異なる種の数と種類が増えた。

 早くとも35億年前までには、一部の単細胞生物は、光合成として知られる化学反応を利用して太陽光から直接エネルギーを得るようになった。 それ以来、太陽のエネルギーは地球上の生命を動かす主な「バッテリー」だった。光合成生物は二酸化炭素を吸い込み、酸素を吐き出す。 したがって、それらが増殖するにつれて、大気中の酸素量が増加した。 生物はすでに地球の大気を形作っていた。 最終的に、より複雑な細胞が現れ、酸素を「吸い込む」ことができた。 これらは「真核生物」として知られている。 6億年前から、多数の個々の真核細胞からなる生体が出現した。 これらは最初の「多細胞」生物であった。 大きな多細胞生物は、最終的に植物、菌類、および動物の形で土地を植民地化した。




レッスン2
生徒用ハンドアウト2.2

             13年に圧縮された宇宙の年表

もし、13年前に宇宙が始まったとするなら、

地球が存在する・・・約5年間

大きな多細胞生物が存在する・・・約7ヶ月間

恐竜を消滅させた小惑星の衝突・・・3週間前

ヒト亜科が存在する・・・3日間

私たちの種であるホモ・サピエンスが存在する・・・53分間

農耕社会が存在する・・・5分間

文明の記録されたすべての歴史が存在する・・・3分間

近代の産業社会が存在する・・・6秒間

私たちが知っているインターネットが存在する・・・1秒以下






            レッスン3 知識と神話とあなた

1、生徒を3つのグループに分け、「あなたは信じますか?」と題された生徒用ハンドアウト3.1の課題を終えるように指示しなさい。クラスを再開し、意見を共有させます。 別の惑星からの宇宙船が地球上に着陸したと信じているかどうかを判断するために、どんなタイプの情報を考慮するかという議論に導きます。この議論では、生徒が質の高い思考を用いて、自らの立場を支持するよう促しなさい。

2、生徒たちが他の惑星からの宇宙船が地球に着陸したことを信じるのを促したり阻害したりするデータと、創造神話やビッグバン理論を信じることを促したり阻害したりするデータとをどのように比べられるか説明するよう指示しなさい。生徒は、現代人として、私たちが、信念を支持したり思いとどまらせたりする経験的証拠を求めていることを認識すべきである。 私たちはいつも自分ですべてを観察することはできないが、他人の経験的観察にも頼っており、彼らを信頼している。歴史家が過去の出来事を分析するときには、どのような種類の証拠を受け入れ、どのような種類の証拠を有効と見なさないかを考慮しなければならないことを生徒に伝えなさい。

3、生徒に、「理論」という言葉の意味についての提案するよう促しなさい。議論を通して、生徒に理論とは、利用可能なすべての証拠に基づいて、何かが起こる方法で何が起こるのかに関する説明であるという考えに導きなさい。 生徒に、2、3人のグループで「マイ・セオリー」と題された生徒用ハンドアウト3.2を完成させるように依頼しなさい。このワークシートでは、生徒の生活にとって重要な4つの理論を特定する。学生がこの作業を完了した後、クラスを再開しなさい。生徒にいくつかの答えを共有させなさい。理論は、人々が自分の人生について考える方法を形作ることを生徒が理解できるようにしなさい。たとえば、誰かが愛していることを真に知ることはできない。これは理論である。他の誰かが信頼できると本当に知ることはできない。これも理論である。個人が理論を持っているように、政府も同様である。例えば、米国政府は、民主主義がガバナンスの最も効果的な手段であるという理論に基づいている。ビッグバン理論のように、この単元のはじめで考察した創造神話は、世界がどのように存在するのかという理論であったことを生徒に思い出させなさい。

4、すべての理論が平等ではないことを示唆しなさい。 最高の理論は支持された理論である。科学者は、自分の個人的な生活のために理論を発展させようとする人とは異なり、世界と世界の現象を説明する理論に挑戦し、発展させている。科学者が理論を支持するために、どのような情報の種類を使用するか生徒に尋ねなさい。彼らにいくつかの意見を聞きなさい。次に、2、3人のグループで「補助理論」と題された生徒用ハンドアウト3.3を完成させるように学生に依頼しなさい。 グループの作業を終わったら、クラスを再開し、生徒にその答えを共有するように依頼しなさい。

5、生徒に、この単元の最初の2つのレッスンで考察した創造神話で、地球と人間が宇宙の最も重要な要素と見なされたことを思い出させなさい。 それがなぜそうであるのか考えてみましょう。 人間が中心的な役割を果たす理論を人々が発展させる理由を生徒から引き出しなさい。人々は、個人的な視点から世界を見る傾向があるため、理論の中心に自分自身を置くことは自然かもしれないということを学生に理解させなさい。生徒がこのような考え方について考えるのを助けるために、個人的な視点から状況を見たことで、状況を誤解したことがあるかどうかを尋ねなさい。強い個人的な視点から状況を見ることがどのような結果になったのかを聞きなさい。




レッスン3
生徒用ハンドアウト


                あなたは信じますか?

あなたのクラスメートの一人が、別の惑星からの宇宙船が昨日地球に上陸したとあなたに話したことを想像しなさい。 あなたが同級生を信じるかどうかを判断するために探すべき7つの証拠を書き留めなさい。それぞれのポイントにおいて、どのようにあなたはクラスメートを信じるか(または、信じないか)説明してください。






レッスン3
生徒用ハンドアウト3.2


                 マイセオリー?
 ご存知のように、いくつかのことが真実であることを確実に知ることは非常に難しい。 人々は物事が真実かどうか分からないことが多いので、理論を発展させ、理論が正しいと単純に仮定する。この演習では、あなたの人生で重要な3つの理論を特定しなさい。 以下に、それぞれの理論を挙げなさい。

例:もし私がベストを尽くせば、私は学校でうまくやれるだろう。 (注:これは、人々が学校でうまくやれるように最善を尽くせば、潜在的に達成するという明確な信念である。しかし、これは事実ではない。)



レッスン3
生徒用ハンドアウト3.


                   補助理論

 ご存知のように、最良の理論は最良の証拠で裏付けられている。 社会科学者が理論を発展させるとき、彼らは科学のような様々な学問領域からの証拠を使用する。学校では、数学、科学、英語/言語芸術、社会科を勉強する。これらの各分野を学習することで、どのように既存の理論の妥当性を検討し、新しい理論を開発するための洞察を得ることができるか説明しなさい。

数学:

科学:

英語/国語

社会科

発展活動

以下のシナリオを生徒に提示しなさい

近年、教育者は、学校がビッグバン理論やインテリジェントデザイン理論を教えるべきかどうかについて議論してきた。それらは、神のような超自然的存在が地球の創造と生物の創造を知的に計画したと主張する。ビッグバン理論とインテリジェントデザイン理論の両方を教えるべきだと主張する人もいる。 この単元で学んだすべてのことに基づいて、この議論における、あなたの立場を述べなさい。あなたの立場を説明する5点の短文を書きなさい。 あなたの主張は、この単位で議論した考えに必ず関連させなさい。


本単元と3つの本質的な問い

 人類と環境 自然環境や物理環境における起源やプロセスに関する基本的な質問を作成し、その質問に答える非科学的な神話を構成しなさい。 あなたの神話を説明しなさい。 (例えば、地震が起こる理由、または特定の種類の樹木が夏に葉を持つのに、冬に葉を失う理由を説明する神話を作成する)あなたの神話が説得力を持ったり、信用できたりする要因は何でしょうか? 
 人類とその他の人類  なぜ創造物語が人間と超自然的存在との関係に関与しているのかについて話し合う。 これらの関係をどのような態度や行動で特徴付けることができますか? (例えば、聖書の創世記第2章においては、一方では神と、他方ではアダムとイブとの間にどのような関係が生じますか?
 人類とアイデア  ダーウィンの自然選択説を説明するポスター、グラフィックイラスト、または簡潔なPowerPointプレゼンテーションを作成しなさい。 この考えをほとんど、または全く言葉を用いず伝えなさい。


本単元と7つのキーテーマ
この単元では以下を強調する。

キーテーマ5:アイデンティティを説明する

キーテーマ6:科学、テクノロジー、環境

キーテーマ7:精神生活と道徳規範


他の教授単元との概念的つながり
 ランドスケープ教授単元1.1は、宇宙の時間スケールにおいて、人間は宇宙に最近になって現れたことを示している。 このユニットは、人間の前の歴史に関するものであったが、人間が古くから地球の創造と人間の起源について説明してきた方法についても触れている。私たち自身の種がWHFUAの焦点であるので、私たちの遠くの先祖が登場し、生物学的に進化し始めた過去の時代に素早く移行する。 7百万年の歴史を持つこの物語は、アフリカで始まるものである。